浜名湖の潮干狩り
浜名湖の潮干狩りでとれるのはアサリが主です。アサリは海岸端の、河川水の影響などで塩分がやや低めの、砂・泥の海にすんでいます。また、水深が浅いところに多くすんでいます。
浜名湖は、今切口で遠州灘とつながり、1日2回の潮の満ち干で海水が出入りする汽水湖なので、20年ほど前までは、湖岸のどこでもすぐにバケツ一杯ぐらいのアサリを取ることが出来たそうです。しかし現在では、環境の変化、乱獲等によりアサリが大変少なったそうです。春のアサリは成長が早く、一潮(大潮から大潮までの間)でかなり大きくなるので、小さなアサリは逃がしてあげるようにしましょう。
本来浜名湖のアサリは「漁業権の対象種」(畑の中の野菜のように漁師さんだけが採っても良い生物)で、漁業者しか採ることができません。しかし、昔から潮干狩りで採っていることもあり、潮干狩り場として開放している弁天島の瀬をはじめ、その他の場所でも幅15cm以下のクマデや手で掘る程度なら現在のところ黙認されています。弁天島の潮干狩りのように自由にアサリを採れる場所は全国的にも珍しいです。
浜名湖潮干狩りのルール
近年アサリの漁獲量が、激減している上、密漁者による大量採捕の被害も目立つようになりました。そのため浜名湖の漁業組合では平成17年7月から潮干狩りに関する自主ルールを定めています。
※潮干狩りを楽しむためのルール(注意しましょう!!)
1.アサリの採捕は、「一人あたり1日2キログラムまで」です。
2.潮干狩りの場所は干潮時水際から沖合いへ5mまでの区域と遊船組合が渡船で案内した「潮干狩り場」のみ
3.殻長2cm以下のアサリは採捕禁止
4.幅15cm超のクマデ・カクワ等は使用禁止
このルールを守れば無料で潮干狩りを楽しむことができます。
◇浜名湖で潮干狩りのできる場所
アサリは、浜名湖では昔は弁天島周辺の浅い場所に多くいました。しかし最近では工事などによる環境の変化により、舘山寺や細江、三ヶ日など湖の奥の、浅い場所にもすんでいます。人気の弁天島を外すほうが潮干狩りの穴場にめぐりあう可能性は高いかもしれません。
・亀崎ファミリーランド(雄踏町)・・・駐車場もあるし海におりるのも楽。おまけに遊園地もあって子連れに便利な場所。
・中之島(弁天島・舞阪町)・・・JR弁天島駅から北へ、突き当たりが渚園。そこから浜名湖ガーデンパーク方面へ行く途中のT字交差点左横からパーキングへ駐車(無料)徒歩1分。
・新居弁天海水浴場(新居町)
・女河浦海水浴場(湖西市)
・村櫛海水浴場(浜松市)
・舘山寺温泉サンビーチ
・都筑海岸(三ケ日町)など
地元の漁協がアサリを撒いた所へ船で渡してくれる、有料の潮干狩りの所もあります。必ず採れるところがありがたい?
期間:4月1日〜8月31日まで)
料金:大人(中学生以上)1000円 子ども(幼稚園以上)500円 (往復渡船代・入漁料こみ)
・村櫛遊漁組合 053-489-2820
・弁天島遊船組合 053-592-0933 弁天島公園と渚園から渡船で渡る
◇浜名湖・潮干狩りの宿
浜名湖、弁天島周辺での潮干狩りには弁天島温泉での宿泊が便利です。舘山寺周辺なら舘山寺温泉に宿を取りましょう。三ヶ日町方面ならば、バイキングが人気で子どもにも喜ばれるホテルリステル浜名湖がお勧めです。
◇浜名湖の干潮と潮見表
浜名湖の干潮は、幅200mほどの今切口からの海水の流出入によって行われているため、各地の干潮時刻は、舞阪港基準の潮見表(潮時表)より2時間前後遅れています。
◇潮干狩りの持ち物
楽しい潮干狩りにはこんなものがあるといいでしょう。
・熊手:幅15cm以下のクマデ
・貝を入れるバケツか網
・ビーチサンダル:古い運動靴でもいいです。
・軍手:貝殻で思わぬケガをすることがあるので。
・帽子:日射病に注意(水分補給も)
・日焼け止め:けっこう焼けます。長袖も効果あり。首の後ろも注意。
・レジャーシート:ちょっと休みたい時にあると便利。
・水:水道がないときに使うための水。砂を流したりする時のために。ポリタンクなどが便利。
・傷薬や救急絆創膏など。
・着替えもあったら便利かも(特に子どもさんは寒くなければ水着が正解)
・タオル
※うっかり忘れても、たいていのものは周辺のコンビニなどで売っていたりします。
◇潮干狩りのコツ
ほとんどのアサリは砂の下3〜10cmぐらい下にもぐっています。砂を深く掘るより、浅く広くさぐった方がいいでしょう。アサリのいる場所はムラがあります。掘っていてあまりいないなと思ったら、場所を変えて、たくさんいる場所を探した方がいいです。
※※浜名湖には船の水路など水深の急に深くなっている箇所がありますので注意しましょう。また浜名湖周辺の遠州灘沿いの海岸は、流れが速く全面遊泳禁止となっています。子どもさんの水の事故にはくれぐれも注意しましょう。