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デンパーク・吉良温泉・一色さかな広場・潮干狩り

潮干狩りのプロローグ

 2009年の一色さかな広場での潮干狩りの話はこちら。

 今回の旅行(2005年のことです)は愛知県三河方面を攻めることにしました。まず季節柄潮干狩りはどうかと考え、三河方面で潮干狩りができる場所がすぐ近くにある宿を探しました。宿の探し方?楽天トラベル(旅の窓口)です。要するにたまっていたポイントが使える宿を探したわけですが、楽天の陰謀にまんまとはまっているわけですね。

 それはともかく、検索の結果、三河の方に吉良温泉という温泉があること、そこに>竜宮ホテルという温泉旅館?ホテル?があり、楽天トラベルで予約できることがわかりました。値段的にも1泊だとポイントでは賄いきれませんが数千円を足す程度で済みます。潮干狩りができる場所も、愛知県幡豆周辺には一色をはじめとして数多くあることも判明。温泉+潮干狩りが楽しめるのでここに決定!

 さて次は2日間分のスケジュール。温泉旅館と潮干狩りだけでは、子どもの遊びとしてはちょっと不足かなあ、ということで、ファミリー旅行のガイドブックを調達してきて調べてみました。使った本は昭文社から出ている『家族でおでかけ名古屋東海』です。この本、かなり多くの施設が調べてあって、とても役に立ちます。

 すると安城市にあるデンパークという施設が、吉良温泉へのほぼルート上にあることが判明。ジジババにきいてみると行ったことがあって、良いところだとのこと。そこで一日目のルートはデンパーク経由で吉良温泉泊まりに決定。

 さらにジジババ情報で、吉良の近くにある一色には、さかなの市場があって新鮮な魚が買えるとのこと。そこで二日目のルートは潮干狩りに加えてさかな市場に行くことに決定。後にこのさかな市場の正式名称は一色さかな広場だとわかりました。

2005年4月23日

 我が家は愛知県一宮市にありますから、車で三河方面へ向かうは名古屋を迂回するか、名古屋を突き抜けるか、ということになります。以前だったら東名高速に乗るところだったのでしょうが、現在は名古屋高速ができており、非常に便利になりました。と言っても、しばらく日本にいなかったので「どこからどう繋がっているのがよくわからん」のが本音ですが。でも最近はカーナビがありますから、大丈夫。でも慣れていなくて、カーナビのメッセージを取り違えた、ということはありましたが。

 名古屋高速を南下し、国道23号線に入ります。23号線もいつの間にやら高架・自動車専用になっている部分が増えており、かなり走りやすくなっていました。安城市に近づくとデンパークの案内も出てきて、難なくデンパークへ。

 ところが思ったより駐車場が込んでいます。ここは道の駅と一緒になっているんですねえ。入り口近くの駐車場はあきらめ、少し離れたところにある専用駐車場へ。そちらは楽々駐車ができました。

 デンパークの由来は、安城市が農業地帯で、かつて日本のデンマークと呼ばれていたところにあります。そこで農業や緑をテーマにした公園を整備し、パークの頭にデンを付けたわけですが、これはデンマーク語で何か意味があるのかと思ったら、そうではなく、デンマークのデンと田園のデンなどを引っ掛けて付けたのだそうです。まあ、何も言いませんが…

 デンパーク自体は、緑や花の多い、とても気持ちの良いところでした。凝った遊具があるわけではありませんが、簡単なフィールド・アスレチックぽいものもあったりして小さな子どもには十分。

デンパークの中で

 おりしも、チューリップなど春の花が満開で、とても楽しめました。チューリップの写真の壁紙はこちらで提供しています。

 もうひとつ印象に残ったのが、ソフトクリーム。多分地元で作っているものではないかと思うのですが、濃厚かつボリュームいっぱいでおいしかったです。普通のソフトクリームならペロリと食べてしまう3歳の息子がなんと、残してしまいました。

 昼食は地ビールのレストランで…という選択肢もあるのですが、小さい子ども連れゆえもっと気楽な郷土料理のレストランに入りました。感想は…味はまあまあですが、休みの日の客数に従業員数が追いついていない感じ。

 息子が楽しみにしていた汽車に乗ったりして、夕方4時ごろデンパークをたち、一路吉良温泉へ向かいます。ちなみに吉良温泉の吉良は、忠臣蔵の敵役として有名な吉良上野介の吉良で、江戸時代に吉良家があった場所です。温泉自体はさほど有名でもないですし、名古屋周辺の気楽な観光地、と言ったところでしょうか。東京からわざわざ出向いてくる、という場所ではないと思います。

 それはともかく。宿の竜宮ホテルですが、まあ外見はよくある観光地の温泉ホテル、でしょうか。特に高級でも格安でもありません。

 でも部屋はグッドです。大きなサイズではありませんが、窓いっぱいに広がって、目の前に三河湾が一望できます。朝夕の風景も、なかなかでした。

竜宮ホテル

 大浴場は男性が5階、女性が7階と、ビルのど真ん中に作られていますが、やはり海側を広くガラスで取ってあり、眺望はなかなかのもの。浴槽はひとつしかなく、いろいろなお湯を楽しむということはできませんが、少しぬるめの湯で子どもと入るにはちょうど良い感じでした。

 もうひとつのお風呂は屋上にあります。こちらはもちろん露天風呂で、満月の夜と早朝二回入りましたが気分は良かったです。こじんまりとしたつくりで、こちらで体を洗ったりすることはできません。そして露天風呂のお湯は温泉の湯ではありませんでした。下の写真は朝の風景ですが、サイズが小さいのはピンボケのためです。

 食事は…まあ量は十分ですし、まずくもありませんが、質的にはあまり期待してはいけません。三河湾に面しているといっても、本格的な海の幸を味わう料理は、別料金の設定になっていますから。僕らがとった標準のコースでは、団体客向けの温泉宿で出てくる料理、と考えればイメージできるかと思います。

2005年4月24日

 朝露天風呂で一風呂浴びてから朝食。朝食は部屋食ではなく、レストランで取りますが、個室になっているので子ども連れには楽でした。

 最初はホテルの周辺の幡豆の海岸で潮干狩りをしようかと思っていました。でも宿のフロントで聞いてみると、後で行く予定の一色さかな広場周辺にも潮干狩りができるところは多く、また宿の近くの浜よりアサリの粒も良い、ということだったので、とりあえず一色の潮干狩りに向かうことにしました。

 途中カーナビにしたがって行ったら、防波堤上の道路が通行止めだった、なんていうこともありましたが、30分足らずで目的地に到着。本当にカーナビは楽チンです。

 目的に周辺でもそのまま潮干狩りができることがわかり、早速車を停めて準備です。周りの人たちを見ると、長靴を履いたりして重装備。僕らは小さな子ども連れでサンダル履き。「あれ?!ここはあんな格好をしないと取れないのか?」と思いましたが、杞憂でした。

 入漁料は大人が一人千円。一人当たりアサリを5キロまで取れます。子どもは無料ですが、アサリの袋はもらえません。

 早速潮が引き始めた海に下ります。最初は冷たく感じた水も、日が高くなり、また慣れるにつれてサンダルでも苦にならなくなります。海岸に近い方では小粒のものしか取れませんでしたが、徐々に外に行くに連れ、大粒のものも出てくるようになりました。

一色で潮干狩り

 ところが、1歳の次男がお昼近くなるとお昼寝の時間に突入。海の上でママに抱っこされて寝てしまいました。ママはバケツをひっくり返して椅子にし、それでも片手を使って砂をかきます。長男は砂浜の生物たちに夢中で、戦力外。

 結局お昼ごろに子どもたちが飽きてきて終わりにしましたが、一人5キロには到底届かず。それでも一色さかな広場だとアサリを1キロ千円で売っていましたから、買うよりはずいぶんと安く手に入れたことになります。

 さて、お昼ご飯は近くの一色さかな広場の中の和風レストラン海鮮庵で。ちょっとした定食が千円以上と、はっきり言って値段は高め。「こりゃ観光地のぼったくりメニューじゃないのか?!」と疑いつつも食べてみると…「こりゃうまい!」。

海鮮庵

 煮魚定食にはキンメダイが一匹入っていて煮方も甘すぎず、上手。僕は煮魚はあまり得てではないのですが、これは食べられました。アナゴのてんぷらも、大きな身が二つで揚げ方も、たれも上手。ちょっと高いけど、損した気分にはなりませんでした。おまけに会計のときにレジで長男におもちゃまでくれました。こういうサービスはポイント高いですね。

 続いて一色さかな広場でお買い物。ジジババ情報だと、新鮮な魚介類があふれる市場を想像してきたのですがさにあらず。もちろん新鮮な魚を売っている店も入っているのですが、乾物屋あり、お菓子屋あり、果物屋あり、のいわば商店街でした。

一色さかな広場

 魚も結構他の地方や輸入物があります。地場の獲れたての魚は、どうやら朝市に多く出てくるようで、お店としては2軒ほどでしか扱っていませんでした。

 その中で、刺身用のクロダイと、酢でしめたコノシロ(コハダ)を選び帰路に着きました。ちなみにクロダイはあたりでしたが、大き目のコノシロは、小骨があって、味は良いのですがあまり食べやすくありませんでした。でも一晩酢につけ、翌日食べたら骨も柔らかくなりおいしくいただけました。多分こうして食べるものなのでしょう。

 それよりも何よりも、やっぱりうまかったのはアサリです。酒蒸しにしてよし、味噌汁にしてよし、子どもたちも大喜び。1歳の次男がカタコトに「カイ カイ」と言ってむさむさ食べています。3歳の長男は汁までご飯にかけて食べています。さすがおいしいと評判の三河のアサリです。


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