浜名湖観光>みかん狩り

浜名湖周辺のミカン狩り

静岡は言わずと知れたミカンの産地。ミカン狩りに浜名湖周辺に出かける方も多いようです。特に浜名湖の三ケ日町の三ケ日ミカンは甘いミカンの代名詞のように言われていますね。三ケ日ミカンは日本全国に出回っていますが、せっかくなら木になったまま完熟したミカンをミカン狩りで口にしたいもの。

三ヶ日のミカンはおもに「青島」と言われる品種です。「青島」は他の品種より高い糖度と独特の食味、非常に日保ちが良い、そして大果系であるといった特徴があります。

三ヶ日町のミカン栽培は、最初「紀州ミカン」でした。江戸中ごろ、紀州那智地方から「紀州ミカン」の苗木一本を持ち帰ったのが始まりです。紀州ミカンは、現在栽培されている温州ミカンより、小さいけれど、香りが強く甘くておいしいです。ただ種がたくさん入っています。

その後100年ほど前に、三河の吉良地方から「温州ミカン」が入ってきました。

「温州ミカン」は実が大きく、種がなくて味も甘いので「温州ミカン」が入ってからは、「紀州ミカン」を植える人はなくなりました。

やがて明治末期から大正時代にかけ、「せん定」「防病害虫防除」「土作り」などミカンの栽培技術が一つ一つ確立され、三ケ日ミカンの栽培が広がってきました。

三ケ日は年平均気温16℃で、温暖であること。 また日照量が多いこと。耕土が浅く乾燥しやすいこと(水はけがよい)などの3つの条件が満たされ、三ヶ日ミカン独自の味わい「コク」が生まれるのです。

どんなミカンがおいしいのでしょうか

・まず果皮色がオレンジ(橙黄色)であること。
  同じ産地、同じ系統のミカンの中では、橙色が濃いほどおいしいと言われています。
・果皮が扁平であること。
  扁平な形のミカンであるほど、酸っぱくないと言われています。
・ヘタが黄色であること。
  ミカンの木で完熟になるとヘタの部分も着色します。ヘタが黄色や橙色に着色したミカンの方がおいしいと言われます。
・ヘタの切り口が細いこと。
  ヘタの軸の細いミカンは、下向きになっていたために果実に糖分がたまりやすく、おいしいと言われています。

くだもの狩りは、なんにつけても自然が相手。シーズンにより生育がかわるので、行くときには事前に電話で確認をした方がいいでしょう。またお天気も気になりますね。晴れそうな日をねらって計画を立てて下さい。

●みかん狩り(10/上旬~12/中旬)

・浜松市三ヶ日町みかん狩り組合
三ヶ日町みかん狩り組合には3つの観光農園があります。
住所:浜松市三ヶ日町
期間中は053-526-2253(みかん狩り組合案内所)

三ヶ日町観光協会のHPに5か所の農園の紹介があります。
電話:053-524-1124(三ヶ日町観光協会
ただし、料金が最新でない農園もありますので確認をしたほうがよいでしょう。 (2014年10月現在)

・つづさき観光 http://www.mikkabi-mikan.com
住所:静岡県浜松市三ケ日町津々崎8303-1
電話:053-526-1057
営業時間:9:00-16:00
駐車場:大型駐車場有り
料金2014年 大人1kのお土産付1200円(2014年10月28日確認)
ブドウ狩りは8月から9月下旬頃まで

・影山農園
住所:浜松市細江町気賀4317-1
電話:053-522-3289
営業時間目安:9:00~16:00
料金2014年 大人お土産付1000円、子供700円 (2014年10月28日確認)

マルカワ観光農園
住所:浜松市三ケ日町津々崎1089-1
電話:053-524-0845

マル十石田農園
住所:浜松市三ケ日町大崎1366
(三ヶ日インター降りる、詳しくは電話をかければ丁寧に教えてくださいます。)
電話:053-526-7605
料金2014年 大人1200円お土産付、小学生800円、幼児600円(2014年10月28日確認)

はままつフルーツパーク
一年中いろんなくだものの収穫体験ができます。収穫は無料ですが、収穫した果物の持ち帰りは量り売りです。
住所:静岡県浜松市都田町4263-1
電話:053-428-5211
営業時間:9:00~21:00(季節により変動)
駐車場:800台


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